北海道ツーリング行ってきました その4

ftr233

2022年07月28日 15:30

6月30日(7日目)


朝5:00起床。昨日を露天風呂と睡眠、そして昼酒で過ごしたおかげですっきりと目が覚めた。雨は朝方止んでいた。


トイレ、洗顔、朝食を済ませ、タープとテントを軽くふいて荷物の撤収。6:30撤収完了。駐車場でバイクに積載して今日のルート確認をしていると車中泊の年配者が順繰りに話しかけてくる。歯磨きしながらとか、マスクしないで話しかけてくる。元気に旅しているんだから感染しているとは思わないが気分は良くない。そっけない態度だが「すみません、急いでいるんで」と会話はすべて断らせてもらった。


もうひとつ、嫌なことがあった。ここのごみ箱は有料ごみ袋に入れて専用箱に捨てるんだけど、有料袋に入れずにポイポイごみを捨てる車中泊年配者。あんたら人生の先達だろ!気に触ったんで「有料の専用ごみ袋に入れて捨てるんですよ」と言ったら、1拍空けて「ああ、あれ?持ってるけど勘違いして捨てちゃった。ああそうか、あれかー」なんて言いやがるから無視。あちこちのキャンプ場が資金難で廃止されてる現状を知らんのか!


と、嫌な気分で7:00出発。ごみの件で定年後の過ごし方や自分のこれからの生活スタイルとか、仕事のこととかいろいろ考えながら走ってたら納沙布岬に着いてしまった。









そうそう、今日のルートは根室半島一周して地形巡りで襟裳岬方面手前の晩成温泉キャンプ場まで向かう。途中、時間に余裕があれば摩周湖、神の子池、釧路湿原に立ち寄りたい。ちょいと無理なスケジュール。




目的地





納沙布岬は曇っていたが半島の南側に出たら最高の天気となった。まるで台風一過みたい!


そして初鹿の道路横断に遭遇。立派な角。50mくらい前方でゆっくり見れた。熊の湯で鹿は連続で飛び出すから気を付けろ、と言われて周りを見たら横断先に家族らしき数頭の鹿がいた。写真ないけどね。





いやー、最高のご褒美だね。








砂浜から水蒸気が立ち上って幻想的だわ。





場所は霧多布手前10分くらいの場所。よし、今後のために霧多布を視察していこう。









ちょいと離れた温泉施設でチェックイン手続きするみたい。しかし、ここすごいぞ。さっきまでの青空を埋め尽くす濃霧が突然やってきて視界を奪い去った。なるほど霧多布。


岬を離れると霧は晴れ青空が戻った。厚岸まで景色と走りを十分に楽しんだ。





厚岸の道の駅グルメパークがある。11:35だし昼食にしようとウキウキ気分で入店。ほうほう、ふーん、カキ料理がメインね。あとスパとか炭火焼とかね。ふーん。


私、カキアレルギーです・・・・・


しかも、ラーメン大好き親父。


ラーメンやってないのよ、ここ。


食べ残してたジャムパンかじって終了。



ここでルートを再検討。摩周湖と神の子池まで行くと晩成温泉に到着するのが19:00くらいになる感じ。今回は諦めてブラタモリで見た釧路湿原に向かうことにした。





二本松展望地からクチョロ原野塘路線でコッタロ湿原展望台に行こうとしたら通行止め。大廻で上から向かった時に事件が起きた。


地図の青丸付近は鬱蒼とした林の中をひたすら走る視界の抜けない道路。とは言っても〇〇kmから〇〇〇kmで駆け抜ける快速道路。多少走りに慣れてきてぼーっとしていたかもしれない。


そしたら突然目の前にバンビちゃん飛び出しブレーキも何もする余裕なくぶつかってバイクが飛ばないように伏せてハンドルを押さえつけるのみ。フロント接触感なし、じゃリアで踏むか!と思った瞬間、右のつま先に接触、足がステップから飛ばされた。バイクはそのまま走ってる。ブレーキかけてバックミラーで見るとバンビちゃんイテテイテテみたいに飛び跳ねてる。大丈夫か?やっちゃったか?とみていると走って茂みの方に入っていった。

多分、バイクには接触せず、バンビちゃんの後ろ脚が私の右足のつま先と接触しただけだったみたい。ほんと一瞬の出来事だったけど命拾いした・・・・・


この後は教習所通い中の生徒みたいになっちゃいましたよ。


で、コッタロ湿原展望台に到着。








マジか!


展望台っていう建物じゃなくてお山に登って見るのね・・・・





なかなかですな、ハァハァ・・・・





おお、キレイ。よく見ると動物の歩いた跡がある。








おお、居た!鹿!





さっきはごめんね・・・・


ブーツで山登りはきつかったけど景色は最高だった。ここで感動するんだからメインの釧路湿原はさぞかしすごいんだろうと期待を膨らませ下山。


途中、菜の花がきれいだった。





まっ黄色じゃないのは菜の花とトウモロコシが交互に植え付けられている。なんかの害虫対策かね?



14:00、釧路市湿原展望台に到着。





入場料金払って屋上の展望台へ。





んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん?

拡大



やられた、望遠鏡じゃないと見えない展望台に金を払ってしまった・・・・・


折角だから展示物を見る。







水木しげるワールド。だめだ、見てる時間がない。遊歩道60分コースと書いてたからな。







えええええええええええええええええ!これを下るんか!先見えないじゃん。



分岐点に来た。





遺跡の方にも行きたい。


とルート見てると左手から熊鈴鳴らしながら降りてきた方が「熊が出たから左コース行っちゃだめだよ」なんて釘を刺された。後続の方々が「えー」と言って左手に登り始めたが、自分はあくまでも右に行こうと立ち止まっていたら、注意したオジサンが駄目だよって目でこっちを見てる。諦めて左手から展望台を目指す。


※ ブログ書きこんでで分かったが、現地では展望台だけ行って半分も歩いてないと思っていたが、遺跡群に行けなかっただけで遊歩道一周していました。


途中、かわいい狸の親子に出会った。






いや、騙されてはいけない。いつ牙をむいてくるかわからない。ここは彼らの縄張りなんだから。


そして走って展望台に到着。スタッフの方から「熊の目撃情報があるので閉鎖します」とのこと。え、そんなシリアスな距離で目撃されたの?上の道路横断と聞いたけど?


無理そうなんで写真だけ取らせてください、と急いで撮影。









保護しすぎで近寄れず・・・・・・コッタロに行ってて良かった。そういえばタモリさんは特別な許可で湿原に入ってると言ってたな・・・・とりあえず、釧路湿原制覇・・・でいいのか?



あとはひたすら鹿に気を付けて晩成温泉目指してひた走る。


17:00到着。なんとびっくり、近くにスーパーもコンビニもなかった・・・・・場所を確認してからコンビニ検索。片道19kmが一番近い、やっちまった。ここの食堂でも食べれるが、やっぱ晩酌しながらテントで「峠」を読みたい。


鹿のことも忘れて〇〇〇kmで爆走。セコマで購入してチェックイン。温泉入浴500円+テント200円。無料でタオル・バスタオルがつく。お風呂もヨード泉で初めての体験。いいですねここ。設営、入浴で18:30。


晩成温泉 https://www.town.taiki.hokkaido.jp/soshiki/kikaku/shoko/bansei_onsen.html





前方は海。ここは崖の上なのかな。







平日万歳!ガラガラ。でっかいテント張った業者さんが19:00までチョイーン、チョイーン、ダ、ダ、ダ、ダとなにか組み立てる音にビビったが、時間で止まってホッとした。


あと、芝への車両乗り入れ禁止となっていたが60代ライダー3人組は乗り入れたままだった。自分が真面目過ぎんのか?要領悪いのか?だんだんわからなくなってくる。


今日はだいぶ走ったなー、22:00でダウン。長い1日でした。





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