鬼の霍乱/汚染土搬出

ftr233

2018年03月30日 14:43

26日月曜日、妻が遅いと聞いていたので早めに帰宅。


夕飯を作ろうと台所に立つが、やる気が起きずガレージへ。


なんか気力が萎えてるなー、と思ったら炬燵でウトウト・・・


18:30に目覚めて、やばい、ご飯作らんと、と台所に移動するも寒気を感じる。


体温を測ると38.3度。やばい、インフルだ!急いでご飯を掻っ込み、とりあえず隔離病棟「ザ・ガレージ」で仮入院。


遅いと思った妻が19:00過ぎに帰宅。夕飯づくりを開始。


だるい、寒い、あれ、ちんこの左上の下腹部が腫れてる・・・・じんじんしてきた・・・・インフルじゃないのか・・・・・


徐々に「じんじん」から「じぃんじぃん」に変わってきて、さらに「じぃぃんじぃぃん」とパワーアップ。


過去の記憶を総動員すると、香川の祖谷で緊急搬送された結石の記憶が・・・・・


でも、微妙にその時の痛みと違う。あの時は激痛だったし・・・・初期段階か・・・・


ダメだ、病院に行こう。ライン家族グループで呼びかけるも反応なし・・・・誰かー・・・・


長男が気が付いてカミさんやっと気が付く。


着替えようと服を脱いだとたん、


「あわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわ・・・・・」


と、寒気で震えすぎて変な声が出てしまう。


ガレージからそんな声が聞こえてビビったカミさんは「救急車呼ぶからー!」


「呼ぶなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁわわわわわわわわわわ、呼ばなくていぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃわわわわわわわわ・・・」


てな大騒ぎで救急指定病院に移動。


この時点で39度。下腹部の腫れから医師が「これは急性のヘルニアかなぁ?」


「なんです?ヘルニア?」


「要は脱腸です。」


ええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!


「ここじゃ専門医がいないから〇〇総合病院に行ってください。」



新築移転したばかりの総合病院何ですが、カミさんは「新しくてラッキーだね」みたいな感じ・・・・・



診察は20代のインターン女子・・・・ちんこ丸出しで触診・・・・・


その後30代女医の触診・・・・



そして、点滴受けながらレントゲン、CTスキャンでチェック。


カミさんが晩飯も食べずに付き添ってまして、私もそのころには寒気も治まってきたので「タクシーで帰るから帰っていいよ。」なんて言ってから、「帰っていいか聞いてみるから」と看護士さんに尋ねると、



「あれ、奥さんじゃなかったんですか?」


「はぁ?」


どうやら浮気中の発病者と勘違いされる始末・・・・・よくあるんですかね。瞬間ドラマのシーンが思い浮かびましたよ。



そしてしばらくカミさんと待っていると、インターン女子から



「あのー、奥様のいないところでお尋ねしたいことがあるんですが・・・・」



何ですの、その言い方、質問内容が想像できるようじゃないですか・・・・さすが、インターン女子。


果たして質問内容は、


「最近、奥様以外の方と性交したことはありませんか?」


「はあぁぁぁぁ?(やっぱり)」


でも男ってバカですよね。「ある」と言えば不純に思われるし、「ない」と言えば情けない気もするし・・・・


とりあえず思い当たることもないので、


「ありません、女とも男ともありません!」


と身の潔白を証明したくて余計なことまで言ってしまう始末・・・・



「先生、まさか性病とかの疑いがあるんですか?」



「いいえ、そういう訳じゃありませんが念のためです。」



カミさんの所に戻ると、「何効かれたの?」みたいな目で見てくるじゃないですか。おまけに先週は新宿に出張してたし・・・・



その後カミさんと一緒に30代女医さんの診断結果を聞くと、


「結論からいうと脱腸ではありません。ばい菌が陰茎から入ったか、内部から入ったか特定できませんが、そのためにリンパが腫れて熱が出たようです。抗生物質で様子を見ましょう。」


てな感じ。


23:30ごろ帰宅。未だ38.3度あったので抗生剤と熱さましを飲んで就寝。



翌朝、おしっこしようとトイレでポロっと出すと、


「やばい、ち〇ち〇腫れてる・・・・」


幸いおしっこしても痛みが無いので良いのですが、下腹部のリンパ周辺の腫れも広がってる感じ。


結局、3日間休んで29日の診察を受けるまでには両方の腫れも引いてきました。


結局、はっきりとした原因は不明のまま。抗生剤をちょいと多めに貰って終了です。


本日30日は出社しましたが、先週からさっぱり仕事をしないダメ〇〇でした・・・・・・




さて、そんなバタバタした感じでしたが、27日火曜日は、敷地除染の汚染土搬出日。幸い平熱に戻りました。


もともとこの日は立ち合いのため半休をもらっていたんですけど、結果全休・・・



我が家の汚染土は庭が狭いので地面に埋めて仮保存していたんですよ。それを掘り出して中間貯蔵施設に持って行ってもらいます。


以下、腫れたちんこがパンツにこすれないよう命がけで撮った写真です。














我が家はこれが三つ。あとは埋め戻して最後に砂利を敷いてもらいました。


とりあえず自宅から汚染土が無くなりましたが、中間貯蔵施設はあくまでも貯蔵施設です。最終処分場ができ、かつ処分物質の行先が決まらないことにはどうにもなりませんな。


今のところ人里から離れた山奥や人が住めなくなった地域に中間貯蔵施設を作って置いときましょう的政策です。


何はともあれ、一段落。





最後に、ここ最近20年振りに司馬遼太郎「竜馬が行く」を再読してました。





文庫版なので全8冊ですが、あまりに竜馬が好きすぎて暗殺が描かれた最終巻だけ読んでいなかったのを思い出しました。そこで改めて読んでみるとあまりの面白さに一気読みです。


病気療養に入った時が6巻でしたが、ついに8巻まで完読。


感動という感じではなく、只々その存在の大きさに驚くだけ。


自分がやりたいことのために日本を変える。様々な背景はあるけれど驚嘆の一言。





私も頑張りたい。自分のやりたいことを達成するために家族の意識改革を!




「お父さんは一見アホっぽいけど、ご飯も作ってくれる。ちんぽ腫れたり、熱出したり大変なんだから、









長距離野宿ツーリングくらい多めに見てあげようよ!





みたいな・・・・・





以上。




ポチっとして頂けたら張り合いが出ます。すぐにバックしていただいてかまいません。


にほんブログ村


にほんブログ村


にほんブログ村


にほんブログ村


あなたにおススメの記事
関連記事