とにかく忙しい日々が続き、気がつけばシルバーウィークの二日目になってました。
長男も長女もカミさんも部活。暇してるのは私と次男坊のみ。こりゃー1泊ツーでも企画しようかなと考えていたらカミさんから「次男を遊びに連れてって!!」と先制攻撃。
それなら一緒にバイクでキャンプツーでも行こうかなと思っていたら宮城の兄貴から「親父が出歩かない」とのtellがあり、
じゃーバイクに次男を乗せて宮城にツーして釣り掘りで釣った魚で一杯楽しむ作戦に決定。
2人乗り出来るバイクは1400GTRかFTR233改。
積載量でGTRに決定。
ところが、次男がバイクに乗る装備が無い。
よってあり合わせでなんとか準備終了。
小さめのメットはオフ用しかないのですよ。それでもブカブカ・・・
私はいつものスタイル。なんだか親父に似てきたな・・・
1時間ちょっとで到着。
思えば、岩手の県北生まれの家族が今では福島・宮城で55キロの距離に住んでいるのですから不思議なものです。因みに元実家は福島から380キロ。
早速、蔵王町の釣り掘りに到着。メンバーは福島2人、親父、兄貴の4人。
1人2時間1,500円、餌代400円だったかな?さらに釣れた魚はすべて持ち帰りのシステム。別途清算は無し。下処理もしてくれます。
取りあえず、2人分にして交替で釣ることに決定。まぁ次男は手放さないので親父、兄貴、私で使い回しです。
周りは結構釣りあげています。時折イワナの追加も放り込まれるので魚量は多いとみたい。
でも釣れない。最低でも7匹は釣らないといけないのに。
ファミリーがポンポン釣っているのに釣れないということは餌の付け方か?因みに餌はワーム。生餌で何かの幼虫ですな。
我々はイソメの付け方で針型に通していたので、ちょん掛けに変更して私がチャレンジ。
その1投目、即効です。イワナヒット!!
2投目、同じ場所でヒット!! これだ!!
しかも、上流からの流れが途中から緩やかになり渦を巻いているところで連続ヒット。
兄貴いわく「あそこから深くなっているんじゃないか。たぶんそこでイワナがぐるぐる回遊している気がする」
同じ方法で同じ場所で更にヒット。
釣れていない次男を呼んで同じ場所で釣るとさらにヒット。
気がつくと周りに人が集まりお祭り状態。
時間も良い感じだし、量も確保できたので終了。
下処理してもらいました。釣果17匹。
兄貴の家に帰り途中、私が「台所で焼くと時間がかかるから炭で焼いた方が良くないかい?」というと、
親父殿が「味噌餅やぐ台がものおぎにあったべ。伊保内がらもらっだやづ」
私「そんなのあんの?」
兄貴「物置を探せばあると思う」
さてさて、そんな秘密兵器があったとは。味噌餅とは岩手の二戸地方にあるB級グルメで1センチくらいの厚みで平たくま丸くした練り餅に割り箸を刺して炭で焼き、甘味噌を塗って焼きあげるものです。
こんな感じ。
さて、ありました。これはすごい!! 欲しい!!
真ん中が炭置き場。周りのパイプに串をさして焼きます。しかもこの串刺し部、回転します。
しかも良く見ると、串刺しパイプの角度が交互に異なっています。
炭に近い、遠い、近い、遠いで20刺しあります。欲しい!!!
なんでも母の実家の兄嫁さんが自宅用に欲しくてオーダーメイドしようと思ったら縁日で2台売っているのを見つけて購入した物とのこと。それを貰ったようです。当時1台1万~2万とのことですが、定かではありません。
炭を起こして魚を刺します。改めて親父が処理し直しました。
そうそう、丁度良い竹串があるなと思ったら、この焼台を貰った時に作って置いたとのこと。まめな親父です。
親父が言うには「海背、川腹」とのこと。焼く順番だそうです。なるほど。
兄貴が食材を追加。
イカ。
笹蒲。
つまみながら、飲みながらじっくり焼き上げます。楽しい。
完成。本当はここから一本づつ取ってかぶりつくのが良いのですが、蚊も多いので中で食べました。
この日は10匹焼きまして、残り7匹は福島に持ち帰りグリルで焼いて食べました。
久しぶりに親父も出歩き気分転換になったようです。でも実は釣果は・・・・
翌日。スペシャル焼台を鉄ブラシで磨きあげる親父を発見。
耐熱塗料がさび止めにいいんじゃないと教えると「そんなもんあるのか」
ホームセンターにあるよ。と伝えたので、今頃は塗りまくっているかもしれません。それから竹串は綺麗に洗って再利用です。
たまには、近くて必ず釣れる釣り掘りも楽しいですね。海に行けない分、釣り掘りの機会を多くしてみようかと思いました。天然はまだ怖いですから・・・
さてさて、今回、我一族にスペシャルアイテムが存在することが分かり、兄貴には遺産相続は全て放棄すると言っていましたが変更しようと考えております。むふふふ・・・
以上。
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